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2010.08.01 (Sun) 11:01
インセプション
2010映画

インセプション
原題:Inception

私的分類:アクション/SFファンタジー/新感覚映像技術
鑑賞方法:映画館(2010.7.27)
評価:★★★★

ディカプリオ演じるコブは、他人の夢の中に入り、無防備な頭の中からアイディアを盗む犯罪スペシャリスト。
しかし、妻殺しの容疑をかけられ国を追われ、敵対者からは命を狙われる。
そんな時、渡辺謙演じるサイトーが、最高難度の依頼を持って現れる。
「頭の中から盗むのではなく、考えを植え付けて欲しい」
見返りは、犯罪歴を抹消し、帰国して人生を取り戻すこと。




・・・*・・・*・・・*・・・*・・・

ストーリーは単純。
でもその構造は複雑。
ちょっと話を聞き漏らすと、「え!?どーゆうこと!?」ってことになります。

物語の舞台は夢の中。夢だからなんでもアリ。
ぐるぐる回る世界、メキメキっとせり上がる町並み、その異常に無頓着な人々に、一転、侵入者を警戒する視線の異様さ。
「マトリックス」の世界を彷彿とさせます。




依頼は、市場の独占を阻むために、ある企業の跡取りに、
「会社をつぶす」という考えを植え付けること。

彼の夢の中に入るには、飛行機で移動する時を狙おう。
そのために、客席を独占して、キャビンアテンダントも買収しなくちゃなくて・・・
すると、黒幕サイトーがひとこと。

「航空会社を買い取ったんだ。・・・安上がりだろ?」

うわぁぁ、カッコいいぃぃ!どんな大富豪ですか!

渡辺謙、どんな悪役黒幕かと思いきや、市場バランスを図るいい人?
ちょっと、とぼけてたりもして、楽しい♪




しかし、無防備なハズの夢の中は、すでに侵入者対策の訓練がされていて、防衛機能が働く。
カーチェイスや銃撃戦をかいくぐりながら、
敵のフリをしたり、味方のフリをしたり。
そうしてターゲットの警戒心を解きながら、一層、また一層と深層心理にもぐりこむ。


夢の奥深くに潜るほど、夢の中では何時間でも、現実では刹那の間
という設定はなんとなく納得。

夢の中で大スペクタクルを繰り広げてても、起きると「あれ?たった10分?」ってこともあるものね。

でも、その夢の深層にもぐるために、1層ごとに誰かの夢に入っていって、そこに体を置いていく。
そして、夢から戻る時には、第1層目ではこんな状態で、第2層であんな状態で、第3層では、まだ忙しく活動中でーす、
って、最初、からだがあっちこっちにあるのが理解できなかった(笑)

そして、それぞれの夢の階層に残ってる人たちが、何を必死になってるのか、理解するのも複雑だった。


その複雑さを気にしないで見れば、アクションとか映像とかすごい!

あのホテルの床から壁から天井から、縦横無尽に走り回る様子は、まさに夢の無秩序。
3Dでなくて良かったねぇ。酔いそう(笑)
あれは、ホテルのフロアごと実際に回転させて撮影したそうです。
数(十?)年前に、CMで使われたと聞いたことがある技法だけど、今でも感動的だね!b




死んだ妻モラの話のカラミもいい感じだね。
「ターゲットの防衛機能vsインセプション組」というだけじゃなく、
この「インセプション」自体が、いかに主人公コブの古傷か。
罪悪感の象徴・モラと決別できるのか。



そして、話題で問題のラスト。



コブとサイトーは虚無から現実に戻ってこれたのか。


回るコマ。
現実ならいずれ倒れるが、夢の中ならコマは回り続ける。




虚無からサイトーをつれて戻ったコブ。飛行機の中で目を覚まし、仲間と成功をひそかに分かち合う。
犯罪歴を消され、無事空港のチェックを抜け、迎えに来た父親と再会を果たす。
家にたどり着き、今こそ待ち望んだ子供たちの笑顔に会える。
これは現実だろうか?まだ夢の中なのでは?

回したコマが、くるくると回り続ける。
くるくる、くるくる。

倒れるか、回るか?
回るか、倒れるか?

その時、子供たちが。
コブの意識は、もはやコマから子供たちへ。

コマはくるくると・・・倒れたか? 回ってるのか・・・?



この「どっちだ!?」感が、久しぶりにいい余韻ですね。



私は、コマは回り続けてると思います。


だって、
ミッションが成功した→犯罪歴を抹消→お父さんボク帰れるよ!
にしては、すでにお父さん空港にいるって早くない?

いったい何日、何年逃亡し、念願の帰国か知らないけど、
成長の早いあの年頃の子供たちが、まだ覚えている子供の姿のままって、
ないでしょ!?

「夢の中」説に、1票、で。




ついでに、設計役のアリアドネが「ダメージ」のエレン(ローズ・バーン)に見えた。
でも、Junoにも出てる、エレン・ペイジだった。
神経質そうな表情が「ダメージ」のエレンに似てたんだけどなぁ。
寄寓にもエレンつながり(笑)

製作:2010年米
公開:(2時間28分)
監督: クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ
[映画と私:あ]
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