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2006.04.17 (Mon) 10:02
SHINOBI
shinobi.jpgHP:SHINOBI
私的分類:邦画/悲恋/ビジュアル/アクション/忍者
鑑賞方法:DVD
製作:2005年、日本
公開:2005/9/17 101分
監督:下山天
製作:迫本淳一
原作:山田風太郎「甲賀忍法帖」
出演:仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、椎名桔平、沢尻エリカ
評価:★★★


・・・*・・・*・・・*・・・*・・・

闘うためだけに生まれ、超人的な能力を身に付けた忍たちの隠れ里―伊賀・鍔隠れ(つばがくれ)と甲賀・卍谷(まんじだに)は、その強さゆえに長きに渡り闘い争うことを禁じられてきた。
そんな中、それぞれの谷の後継者である朧(おぼろ)と弦之介(げんのすけ)は出会い、恋に落ち、これからの平安の世なれば結ばれることも叶おうと夢見ていた。
しかし、時の権力者・徳川家康の命により、精鋭5人を選んでの生き残りをかけた戦いを強いられる。その中には朧と弦之介の名も。一族の命運をかけ対峙することになった朧と弦之介―。
哀しき宿命を背負った忍たちの、壮絶な闘いが始まろうとしていた―。

ビジュアルで魅せる映画でした。
プロローグシーンなんかは、「グリーンデスティニー」などの中国映画に触発されたかと思える美しさ。隠れ谷の風景とか、浩々と輝く満月に舞う弦之介とかね。

でも、内容はそれなり?
対立する両家の「ロミオとジュリエット」。定番の悲恋。
二人の心情とか、壮絶な死闘とか、サイドストーリーとかに深みがないと、薄っぺらなお話にまとまっちゃうと思うのよね。
忍同士の戦いもそんなに死闘の果てって程でもなくあっさりやられちゃうし、夜叉丸の得物なんか無駄に妖怪じみてて私としては笑っちゃうし、弦之介は結構一生懸命に朧を守ろうとしてたのに朧は案外淡々とあきらめてるし。
う~ん、アクションCGとかに目が肥えちゃった現代人をうならせる映画ってのは、もはやなかなか難しいものかな?

でも、最後は感動しました!
愛する人の最後の願いを叶えるために駿府城に赴く朧。どこがどうというわけではないのだけど、その姿が痛々しくて涙が流れてきます。

ストーリーやアクション・忍術に期待せずに観れば、ワンシーン・ワンシーンが美しい映画です。
あ、そうそう、無駄に無音の部分がなく、画面が暗くなく、声が聞き取りやすいところなんかは、私のイメージする邦画から脱却していてよかったです(笑)

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